※書き直しレビュー
園子温監督によるエロお馬鹿コメディ。園子温監督といえばかのグロすぎ映画「冷たい熱帯魚」の監督なんだけど、とても同じ監督が作ったとは思えないバカさ。ブッとんでるところは共通点。
三度の飯より〇ナニーが好きな男子高校生の主人公。ナニの最中に不思議な光をみたことにより、人の考えていることが分かる超能力が使えるようになる。町には同じく光を見て超能力が使えるようになった人間が現われるが基本皆変態。
透明になって更衣室覗く、物体を動かす力でスカートをめくる等、やりたい放題。女子高生のパンチラや下着をひたすら楽しむ映画で、中高生男子の欲望や願望が詰め込まれたような映画でもある。
「まじかる☆タルるート君」で時間を止めて女の子に触るとか、「超能力学園」で念力でスカートめくりするとかを思い出しました。男だったら一度はやってみたい、考えたことあることを現実でやっちゃったみたいな。
元々深夜ドラマでヒットして映画化されたんだけど、マドンナの真野恵里菜はドラマからの続投。ヒロインは夏帆から池田エライザに替わっていて夏帆も良かったけど池田エライザがまたけしからんボディで男性諸君はそれを見るだけでも価値あり。さすが「池田エロイぞ」と言われるだけのことはある。
逆を言うとエロばかりが売りとなっているためわざわざ映画で見なくても感もある。
ストーリーもあってないようなもので徹底的に馬鹿なんだけどそれをつらぬく様は清々しくもある。