みてべいびー

ピクニックのみてべいびーのネタバレレビュー・内容・結末

ピクニック(1936年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「月曜日のように悲しい日曜日がめぐり-」
映像が本当に美しい。ルノワールの息子だけあって、たくさんの人が書いてるように印象派の絵が動いてるみたい。草木のそよぎや水面から躍動感あふれるブランコまで、生のエネルギーに満ちてて癒される。背景のボケが蛇腹のクラシックカメラで撮ったみたいな円形の羽ボケですごく綺麗だった。
でも正直森の中での情事はあんまりロマンチックに思えなかったなぁ。結果彼女もあの状況を望んでたんだろうけど、そこに至るまでの彼の無理に腰抱き寄せようとしてくるところとかが、よくクラブとかでくっついてきて面倒くさい感じの人がフラッシュバックしてしまって無理だった、、、彼女が涙を流すのも、何に対してなのかがわかりにくい。あの不穏な状況を観てると、迫られてるのが嫌で泣いてるようにも取れる。あと分別がある宣言してる割に、母親が無邪気すぎて心配になる笑。
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