井出

ピクニックの井出のネタバレレビュー・内容・結末

ピクニック(1936年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

光と影、まさに印象派。父親が描いたものを映像で表現している。ブランコ、木々、水面、女性、若さ、恋。
しかも脚本がモーパッサン。すごい時代。そして今見ても色あせない。
男と女がいれば映画は撮れるという考え方は、ロッセリーニ同様、ヌーヴェルヴァーグとかフランス映画界に強く影響を与えているように思う。お国柄もあるんだろうな。フランスを映画で体現し、国民のフランス性を増長させたと言える映画作家なのかもしれない。
井出

井出