ショーン・ペン監督作品は好きです。ただ、この作品は、ジャケットが泣きそうになるくらいダサくて、なかなか観る気になれなかった。
今日、やっと、観ようと思いました。
アフリカの内戦下で、世界の医療団として人道活動に従事しながら、恋愛も絡ませながら、自分の人生も模索していく男女を描く。
内戦の只中にあるアフリカの国においては、大人はもちろん、少女は苛烈な暴力に晒され、少年は薬漬けにされ、利用される。
内戦下におけるシャーリーズ・セロンとハビエル・バルデムの恋愛がひとつの主題になっているが、どっちつかずというか、内戦の描写が激し過ぎて、恋愛ターンに頭がついていかなかったなぁ。
この作品には、『アデル、ブルーは熱い色』のアデル・エグザルコプロスが出ていて、少ない出演シーンながら、最高に魅力的だった。あの不貞腐れたような口元と三白眼ぽい目がたまらない。
この作品を観たのは彼女を見たかったと言っても過言ではない。
あと、ジャン・レノも出ていたけれど、エキストラかいうくらい存在感がなくて、びっくりした。