dowaikiは家にいる

ラスト・フェイスのdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

ラスト・フェイス(2016年製作の映画)
3.0
〜尻に迷う〜

ショーン・ペン監督作。バルデム顔面どアップ。なんだこの安いビジュアルは。「ペン様どうか一筋縄でいかないで」期待とともに情報ゼロで突撃。

やってくれた。期待以上。
なにこれ?
132分…戦場も、湖畔も、献金パーティも。過去と現在行ったり来たり。ながながと歩かされたが…結局、俺は、何をみた?
一筋縄でいかなさが凄い。ぜんぶセロンの尻のせい。

削ぎ落とせばラヴストーリー。異論はない。そもそも"impossible love"の話だと冒頭に出る。
が、背景が重すぎんねん!バランスおかしいねん!
ボーリング玉をパイ生地で包んだような。「内戦があったから愛しあえた」で破れてガワだけ残ったような。玉だけ磨けば評価も安定したんだろうけどそれしないのがペン様。結果、変。

「最も大事な問題からまず解決すべきだ」
「あなたと私の名の元に」
迷言多い。意味がわからん。

バルデムお気に入り挿入曲レッチリ『otherside』。
Once you know you can never go back
一度知ったら戻れない
I've got to take it on the otherside
アッチ側でやってくしかない
それアナタの生き方ですよね?
迷惑男バルデム。