このレビューはネタバレを含みます
前作も面白かったけど、こっちのほうが更に好き。
クロエとその仲間たちがソロリティを作る理由(男のためじゃなくて、自分たちが本当に楽しめるパーティをしたい!)が最高で、断然応援したくなるし、ソロリティのメンバーたちのキャラクターもみんな自分の好きなようにしてて最高だった。
セスローゲン夫婦も最終的にクロエたちの味方したくなっちゃうのも良かった。
だって大人は若い子のこと助けてあげなきゃ。
でもそんなセスローゲン夫婦も自分たちはちゃんとした親になれてるか、バイブをバービー人形がわりに遊んでる我が子を横目に悩んでるところも良かった。
私は親になってないけど、自分がちゃんとした大人になれてるのかな…って自信がなくなる時ってあるもの…
みんなそうだよね、って思うと少し勇気がでる。
ザックエフロンの仲間が同性婚するのが普通のこととして描かれてるのも良かった。
30年前の同性愛者差別全開のキャラクターをテレビに出して喜んでる日本のコメディ界とのレベルの差を感じてちょっと悲しくなったけど…
ザックの物語としても、一度は友情も未来への希望も失って、過去に閉じこもるかに見えたけど、ちゃんとクロエたちの姿から学んで前に進めて、ハッピーエンドになって良かった。
卵がお湯で溶けるって言い張るのも地味に面白かった。
騎乗位でゲロとかかなり最悪な下ネタや、エアバッグで飛ぶくだらなすぎるギャグも声出して笑ってしまったし、
ほんとにノーストレスで楽しめた。