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教授のおかしな妄想殺人のmamamimiのネタバレレビュー・内容・結末

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

優しく賢い親友が海外のボランティア中に死に、絶望を感じ生きている意味が感じられない生活を送る哲学教授。
新しい大学に赴任したが、尾ひれのついた噂話が大学内で持ちきり。
同僚ので既婚者の女性といい感じになっても関係を持てなかったり、若く美しい女性に言い寄られても一向に元気が出ない。
しかし、ある日腐った裁判官の話を聞き、その裁判官の殺害を計画し始めると途端に生き生きしだす。
計画までで終われば、妄想で済んだけど、実行してしまうまでの葛藤がなくてびっくりした。意外と殺害することが正しい、殺さなくてはとそういう妄執に囚われて人は殺人するのかも。
高尚な殺人と思って以前は綿密に計画をいながら、最後は殺害がバレた女生徒の恋人を殺してしまうのはおもいきり自己的でしかもエレベーターに細工し落とすという短絡的で怖かった。最後自分が落ちちゃうし。女生徒も浮気してまた元に戻ってるし結構したたか笑
結局教授の殺人事件は一時話題になってもそのうちみんな日常に戻る、そして本当に裁判官も悪い人だったのかそれにより他の人は救われたかもわからず、意味の無さもあり、ちょっと虚しくなった。
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