じゃっく

教授のおかしな妄想殺人のじゃっくのレビュー・感想・評価

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)
3.6
ホアキンフェニックス、エマストーン主演、ウディアレン監督のミステリー作品。

片田舎の大学に赴任してきた哲学教授のエイブ(ホアキンフェニックス)は、生きる意味を見失っていた。
ある時耳にした悪徳判事の殺害を妄想する内に、人生への価値を見出し活力がみなぎってくる。
その頃教え子のジル(エマストーン)は教授への思いを募らせる…

エマストーン見たさとタイトルから想像しうる内容を頼りに視聴。

とにかくホアキンフェニックスのだらしないお腹に目が行き、終始お腹目線。

そんなお腹を観ているうちに
「この映画なんかウディアレンぽいな〜、音楽とかウディアレンだな〜」
結末を見た瞬間に
「あ、これ絶対ウディアレンだ」
と確信しました。

前情報なしだったので
自分ウルトラ早押しクイズに正解した喜びを感じながら
「作品だけで監督の存在を知らしめるウディアレンは凄いな」と感心しました。

哲学的な語り口に軽快な音楽をうまくシェイクしたウディアレンらしい良作でした。

見る人がみたら盛り上がりがなく、イマイチに感じるかも。

ホアキンフェニックスの吹替がカンバーバッチで有名になった三上哲さんなのも、知的かつ独自の世界観を構築するファクターになっていたかもしれません。

ただ例によって邦題が?
でした。
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