とんこつたろう

真夜中のゆりかごのとんこつたろうのレビュー・感想・評価

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)
3.6
人の業を静かに語る映画と思いきや、展開から心理描写まで案外丁寧に映し出されており、観客と作品の距離感は良い塩梅に保たれている。
主人公の罪とは驕りそのものなのだが、共感の余地は十分にあるうえ何より気の毒すぎる。苦しみを経ての結末に納得するほか考えの余地はない。