みほてぃー

64 ロクヨン 前編のみほてぃーのレビュー・感想・評価

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)
3.0
キャスト豪華すぎる。
少女誘拐事件のことはあまり進まず…
前編は警察内部のゴタゴタと、警察の広報部と記者クラブとの揉め事が主だった。
なんだかごちゃごちゃしていて、真剣に観てないとワケわかんなくなる…🙁
広報部と記者クラブとのやり取りや関係性、知らない事だったので興味深かった。
けど、記者クラブが加害者の実名公表にこだわりすぎてるのしつこすぎて、だんだんイライラしてくる😇😇

昭和64年、この7日間に14年経っても取り残された被害者家族。
毎日毎日事件やニュースが溢れていて、どんどんそれは更新されていく…解決されてない事件でもニュースが流れなくなってしまう…国民の目撃情報等がもっとあれば早期解決に結びついたかもしれない事件はきっとたくさんあるだろう…苦しくて胸が痛くなった。

小説が原作のフィクション作品だけど、
モデルとなった事件は、"功明ちゃん誘拐殺人事件"。
でも、この事件は昭和62年。
昭和64年から平成にかけての類似事件は、"宮崎勤の幼女連続誘拐殺人事件"。
どちらの事件も自分は幼すぎて当時は知らなかったけど、数年後に知り子供ながらに同年代の子が被害者で苦しくてとても強く印象に残っている、この作品を観ようと思ったのはそれが理由。

後編は誘拐事件の事が主になるのか??
前編はあんまりだったので、期待してみよう。

#2022_006
みほてぃー

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