このレビューはネタバレを含みます
なんばパークスシネマにて鑑賞
意外と言ったら失礼ですが、面白かったです。雰囲気とか世界観とか、かなり気に入りました。
中世ヨーロッパの世界観をベースに、そこに忠臣蔵のお話をアレンジして打ち込んだだけ、と言われればそうなんですけどね。大きな風呂敷を広げずに、目の届く範囲だけで物語を描いていった姿勢は評価したいです(←何様やねんw)。
ただ、アクションの場面の撮り方が、この映画も下手だったというか。特に、役者の動きをごまかさないといけないところに、もう一工夫ほしかったです。
クライヴ・オーウェンは、顔の表情で全てを語る男と、ボクの中では決定しました。『マイ・ブラザー 哀しみの銃弾』でのラストの表情に匹敵するくらい、この映画での表情も素晴らしかったです。
最後は時系列をいじってる関係でよく分からないのですが、クライヴ・オーウェンは素直に斬首されたのか、それともあの後に逃げたのか。ラストカットは、目を開いたクライブ・オーウェンなのですが、どちらとも解釈してもらっていいというスタンスなのかなぁ。