ハリウッド版「忠臣蔵」を作るのであればという事で、紀里谷監督がハリウッドデビューをした作品。
悪徳領主に反論するため賄賂を拒否したバルトーク卿。
反乱分子として処刑が決まり、部下のライデンに斬殺させるという屈辱。
そこから堕落していくライデンだが、部下共々反乱の時を待っていた。
忠実にという意味では細部の部分で粗が見える。
モーガン・フリーマンは挑発見え見えな演技だし、クライブ・オーウェンも堕落したあとのあまりにも急な転換劇には唖然とする。
アクション自体は見れるが、紀里谷監督のトンでもな前2作とは打って変わって普通な出来に落ち着いている。
普通だから面白くないという妙な感想になった作品でした(笑)