大臣への賄賂を断り、反逆罪を勧告された高潔な領主には死罪が下された
主君を失った騎士団長と仲間の騎士たは
無念の思いで復讐の時を待ち続けた…
あらすじを読んだらなんだか「忠臣蔵」
みたいだな〜?と思ってたら、まんま
設定を中世の欧州に置き換えた作品です
同じ「忠臣蔵」を元ネタにしたものに
K・リーブス主演の「47RONIN」があり
ますが断然こちらの方が面白いです
メガホンをとったのは初期の作品では
独特な映像センスに賛否が分かれた
紀里谷和明監督です、今回はどっしりと
骨太なアクション大作に仕上がってます
ストーリーはまんま「忠臣蔵」なので
お馴染みの展開、武士が騎士に変わった
くらいですねぇ
で、大石蔵之介に相当する騎士団長を
演じるのがC・オーエン、彼が忠誠を
誓う領主にはM・フリーマンという豪華
な顔ぶれです
極悪な大臣ですがそんな奴にも忠義を
尽くす護衛隊の隊長がおり伊原剛志が
終始ニガ虫を噛み潰したような表情で
演じてくれてます
身を窶し機会を伺い続けようやく最後に
難攻不落の要塞と化した宿敵の居城へと
進軍する騎士たちは格好こそ違えど
赤穂浪士そのもの!胸アツな展開が
たまらない一本です。