インフェルノのフリーザのネタバレレビュー・内容・結末

『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ3作目。
2作目同様だがこのシリーズは作品ごとに話が独立しているのでこれだけでも観れる。

今作は宗教絡みでない、トム・ハンクスが記憶を失ってる状態でスタート、ヒロインの裏切り等新要素が多め。
WHOと謎の組織に狙われるトム・ハンクス達という図式だが、組織内でもそれぞれの思惑で裏切りがあったりこことそこが繋がってたんかという展開もあり相変わらずやや複雑。
2作連続でヒロインの裏切りは無かったので今回も所々怪しい(そもそも成り行きとはいえなんでこんな着いてくんの？とか)部分はあったが完全に騙された。

冒頭の地獄の描写が気合い入っておりかなり良いがそれ以降ロケーションは素晴らしいものの絵的にキマったシーン等があまり無いのが残念。

このシリーズの敵キャラとして描かれる人物は皆私利私欲や我が身可愛さではなく己の思想の為に行動しており、その実現の為なら死も厭わないという気概があって良い。