ダヴィンチコードも天使と悪魔もいいまとめだったと思うけど、これだけはちょっと…
・今までの「説明長すぎ」の不満点を解消したかったのか、今作は謎かけ、謎解きパートがやたら短い。そのせいで話が飛び飛び、なんでそれが重要なのかが伝わらない。
・重要な部分を省いたところに原作にないラングドンとシンスキーのロマンスをぶちこむ。
・「最終的にいい終わり方をした強くて孤独なヒロイン」だった筈のシエナが…
・人間関係、行動、オチなどを変えたせいで全体的に間抜けな感じになった。
・美術館や教会、街並みもひとつの見所だったと思うのになんか顔のアップが多くて景色が少なかった。折角綺麗な場所にいるのに長々と車のドア映したり。
・映画映えするだろうと楽しみにしてたアパート-庭園-宮殿逃亡劇が短すぎる。大幅カットされた地上波放送版みたい。
・「この菌の保管場所はどこだろう？」と想像させるゾブリストの犯行声明映像の扱いが雑すぎる。講演シーン二度映すよりそっちをちゃんと作って欲しかった。
WHOだ！って言いながらドアをぶち破るのは初めて見たので新鮮でした。
あとヴァエンサ役はよかった。
