12/19 今日は寒くて映画を立て続けに3本鑑賞。最初の2本がやや消化不良だったため、ずーっと気になっていた少年ものファンタジーを3本目に。
この映画、巨木と闘うネバーエンディングストーリーのような冒険活劇と思って何年も観るのを後回しにしていたが、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のように繊細な少年の心の痛みを解放していくという児童文学としてとても良い作品だった。救いのない運命から一歩先に歩き出すための勇気ある決意に至るまでの長い苦悩。その時間にとらわれ、立ち止まり身動きがとれないこと自体を巨木のモンスターに例えていたのかも知れない。
終始 話が深刻過ぎて泣くような映画じゃないな、と思ったら最後はやはり泣かされた。
孫との歯車が噛み合わないおばあちゃん役のシガニー ウィバーの あなた(孫)と私をつなぐのはお母さん の言葉にもウルッときた。
母と子が生み出したモンスター。二人をつなぐのもモンスター。
後味の良いファンタジーだった。
しかし 海外の子役の演技はどれも凄いなぁ
