前作「インポッシブル」でも母と子の物語を見せたJ・A・バヨナ監督最新作はイギリスの児童文学の映画化。
母親が癌におかされ、母との思い出に耽る日々を送っていた。ある真夜中にその怪物は現れる。「3つの物語を話す。話し終えた後お前が4つ目の物語を語れ」
怪物が語る物語と主人公コナーが語る真実の先には・・・
児童文学が原作と言えど、とても難解な作品。
善と悪を心に持つ少年の葛藤が物語を通じて描かれる。
怪物が語る物語のアニメーションが美しい。それだけで見応え充分。
ラストは胸が締め付けられて、ほろりと涙しました。
