原作が児童文学と言うのが信じられない。この深いテーマをこのストーリーで児童が理解できるのだろうか?映画化された今作もとても子供向けの内容ではない。
映像、テーマ、ストーリー共に良く楽しめたのだが、自分でも作者が言いたいことを全部理解できたのか不安が残るほど深いテーマだ。
個人的には「マドマギ」方式で見かけは児童文学、実は大人のファンタジーなのではと思う。
怪物のデザインは良くあるタイプなのだが、動きと声で実に魅力的になっている。リーアム・ニーソンの功績は大きい。
オチは調べると原作には無い映画オリジナルのようだが、これがとても効果的。でも原作者が脚本書いてるので「こんなラストもアリだよね」って事だろう。