音は時として悲しみや歓びを言葉以上に伝えるもの。
だから私は、言葉以外の言語に耳を澄ませることのできる人になりたいと思うんだな。
どんな考え方・感じ方・生き方もあっていいんだよと包んでくれるから、…
どう考えても過酷な人生(というか幼少期〜思春期)なのに、基本的に笑顔で、環境に順応して、自分で自分の道を切り開いていって、とても偉い。
「音が好き」という気持ちが原動力か。
別れがたくさんあって辛…
ドキュメンタリーチックな撮り方にATGとも違う死臭の漂い方。永遠に鳴り響く音が無いのと同様に永遠に生き続けられる人間がいる訳でも無いが、音が消える様に人が一人また一人と姿を消していく。それでも川は流…
>>続きを読む関わった人がどんどん死んでいくのほとんどホラー映画。たぶん岩井俊二の源泉。白い雪と赤い炎。生死の境で揺れる。椅子の上に目を瞑って片足で立つ中尾幸代→斧で木を割るおじい→ラムネの栓を叩き落とす中尾幸代…
>>続きを読む一筆が残る絵画などと違って、必ず死にゆく音をモチーフにし、うまくなぞらえていると思った。
失くしながら(亡くしながら)も、彼女の酷く落ち込んだり嘆くといった感情の昂りはなく、スクリーンのこちら側、…