けーな

一本の電話のけーなのレビュー・感想・評価

一本の電話(2013年製作の映画)
3.9
2014年に、アカデミー短編映画賞を獲得した作品。

わずか20分の中に凝縮された内容が深かった。サリー・ホーキンスの演技力の高さが、如実に表れていた。

ちょっとした表情の変化で、彼女が考えていることが伝わってくるので、こちらも、同じ気持ちになり、ハラハラさせられ、最後には、涙も出そうになった。電話で話す演技って、さぞかし難しいだろうと思うのに、ほんと、見事だった。

そして、ジム・ブロードベントも、素晴らしかった。電話で、声だけの出演なのに、彼の姿が見えてくるようだった。

ラストに出てくるジャズクラブは、ロンドンのRonnie Scott’s という店らしい。
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