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ファンシイダンスのcobossのレビュー・感想・評価

ファンシイダンス(1989年製作の映画)
3.0
「シコふんじゃった」を先に見てしまったのだが、周防監督作としてはこちらが先なのであった。今見返してみて思うのは、やたらお金がかかってるというか、人気の出そうな要素がてんこ盛りのアイドル映画であるということだ。
原作が岡野玲子というのに始まって、陽平君のバンドのメンバーがスカパラだとか、途中で出てくるクリスチャンの恋敵が大槻ケンジ、比較的出番の少ない彼女役が鈴木保奈美というのも豪華すぎる。同期四人のうちの逆玉君が彦摩呂。最後はプリプリの歌で締める。ちなみに陽平君のお母さんは宮本信子。プロデューサーの人が頑張ってくれたのか、最初からいろいろタイアップ済みだったのか。豪華すぎて「修行をするうちにミニマリストになっていく過程」が良く分からない感じだ。
次の「シコふんじゃった」からはだいぶ落ち着いた感じなので、今作の場合はすでに決まっていたのであろう。
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