岩

リリーのすべての岩のネタバレレビュー・内容・結末

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

とても切なくて悲しくて愛の映画だった。ゲルダの愛が深くて心の底から幸せになってほしいと思った。
今でこそリリーのような人たちが徐々に認められる世の中になってきた。この時代に生きていた人は認められず頭おかしいと言われ、自分でも自分が理解できない人もいたんだろうな。そう考えると悲しいしつらい。





内容
画家のアイナーとゲルダは夫婦。絵のためにゲルダがアイナーに女性の靴とストッキングを履かせてことで、アイナーは女性の気持ちが芽生える。(小さい頃にも女性の気持ちはあったみたい)ゲルダはアイナーがリリーになっていくことに驚きを隠せない。戻ってほしいと願う。医者に診てもらってもこの頃はまともなことだと思ってもらえず精神おかしいと思われた。ゲルダはそれでもアイナーは頭おかしくないと信じた。アイナーが小さい頃にキスした男ハンスもアイナーを信じた。いろんな医者に診てもらい、リリーをわかってくれる医者に出会った。世界初の性転換手術。アイナーは迷うことなく女性になることを決めた。ゲルダは愛していた夫がいなくなるから悲しくていらだったり当たったりしたけどそれでもアイナーにずっと付き添った。深い愛だ。2回目の手術でリリーは息絶えた。心の底から女性になりたいと思っていたリリーに、体も女性になって生きてみてほしかったな。
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