2016年 アメリカ
ある出来事がキッカケで自分の中に居る女性の存在に気付きそれを抑えられなくなって行く男性画家の話です
その時妻はどうした？本当の愛とはなんだ？
ある出来事がキッカケと思っていたら少年の頃にも似たような感情を経験したけど抑えて来たらしいです
過激的なテーマで昨今の風潮に寄せた作品と思って観てましたが最後に実話と聞いてビックリ
1930年に世界初の性適合手術を受けた方でデンマークに実在した人物のようです
その分野の医学もまだ遅れていた当時にそこまでの決断をするほど自分のジェンダーに疑問を感じていたのでしょう
その感情は私にはどうしても分かりませんが今は時代も変わってカミングアウトをし易くなっていますしこの映画のように精神病と診断されることはなくなっています
ただどうしても偏見は残ってますし私のように理解できない人間も相当数いることは間違いありません
多様性の時代だから自分も多様で良いということではありません
他人の感情を思いやり色々な考え方があるということを理解して
それを受け入れられる揺るぎない自分の心を持つことが今まで以上に大切だと思いました
