anna

リリーのすべてのannaのネタバレレビュー・内容・結末

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

アイナーからリリーに変化していく中で、演技が上手すぎて途中からは完全に女性と思って観てた。ゲルダの愛にずっと泣きっぱなしだし、リリーの自分のことばかり考えてるところも長年苦しんできたことを思ったら理解できた。ゲルダの絵はリリーをモデルにしたことで注目を浴び始めたり、ゲルダは常に複雑な感情だっただろうなと思う。リリーを認められないけどリリーがいて自分の夢が叶ってる現実と、自分が自分の夫を変えてしまったと言う罪悪感。ゲルダの気持ちを考えただけで今でも涙出る。映画が進んでいくとともにゲルダの顔も疲れてきているような気がして、本当に一緒に闘ったことがわかる。美しい素敵な映画だった。
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