aya

リリーのすべてのayaのレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
3.9
エディの恐ろしいほどの演技でくるいそうになる。
さいごの予定調和感とか、白すぎる?メイクもなんら問題ない。 


映画によって観るポイント、監督の意図かどうかは知らないけど、自分的にこれを堪能出来たなら観る価値あったなあポイント(日本語あってる??)は違う。

音か光か音楽かカメラか美術か空気かVFXなりポスプロか……物語か?(最近自分の中で物語どうでも良い感があることについて弁明したい)、なんだかんだ映画によるし、大して知識もないし、構えてないんだけど。

これはエディだったなあ。


ひととなりからなにから良過ぎて慄いてしまう役者だとは思っていたけど、ここまでとは。メイクビリーヴというよりかコピーにみえるの、the theory of everythingの時に顕著な気はしていたけどこれもまた。奥の奥の精神性まで追求して、たどり着けねえなって自己完結して悲しくなってそう。なんかどっかの記事でアイデンティティ違うから自分がやるべきじゃなかったみたいなこと言ってた気がするし。そういう風潮は少なからず映画界あるし。
自分の中にないものを想像し、創造する、そういう世界もよっぽど讃えられるべきだし凄いと思う。その感覚と努力はそれこそ計り知れない。



上映当時、トランスジェンダー題材といえば「わたしはロランス」がまだ自分の中で根強く残っていて。その(とても良い意味での)疲労感の記憶から、観たような気になって敬遠していた気がする。全然べつものだー



B.whishawの演技観たさに腰を上げたのだけど、混乱している。
Benの末恐ろしさについても記録しておきたいけどここじゃない感あるな。英俳優のそれこそ「陰」ありそうな強さ、共演観られたの良かった。
でもこれデンマークガールよね()
aya

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