エディレッドメインの怪演
コペンハーゲンやパリの昔の景色の感じもかなり綺麗でしたが服装や雰囲気、人の感じも勿論現代とは違っていて、そんな中でトランスジェンダーという今でも理解がまだまだ及んでいない生き方に恐ろしさや哀しさを感じました。
ふとしたタイミングで知る事になる自分自身は自分で認めてあげるのはそうですが、周りの理解は中々得られない。
そんな中で主人公は奥さんや友人が居て良かったと思えました。
世間は厳しく今の感覚からは信じられない常識もあり…
とにかくやっぱりエディレッドメインが凄いなぁと感じましたね。
女性の細かな仕草を真似していく所からメイクや所作、そして辛そうにしているシーンや唇の震え、朧げな視線と本当にそうなっているかのように思える演技。
見て良かったと思いつつ何日か引き摺りそうな映画でした。