リリーのすべての夢道のレビュー・感想・評価

めちゃくちゃ綺麗だった。
デンマークのアトリエもパリの家も二人が描いた絵画みたいな空間だったし、アイナーが泣いて帰ってきた時のシーンが美しすぎて絵画の1枚かと思った。
今でこそLGBTQとか性同一性障害と言った認知があるけどそれもなくて世間から異常者扱いされるアイナーは言い表せないつらさ…それでも壊れずに日に日にリリーになっていく希望を諦めないのはゲルダの存在があったこそだからだし、、お医者さんも神様だったかもしれないけど、ゲルダも女神のような存在だったのかな。