すきすきま

リリーのすべてのすきすきまのレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.8
エディレッドメインんんんん!!!

いやこの人強すぎる。リリーになるにつれ肩幅も首の太さまでも変わってる。
トレーナーついてるだろうけどそれにしたってよう!!

どう頑張っても私はリリーの気持ちにはなれないんだけど、そこを救ってくれるのがゲルダだった。
アイナーが宿る体との最後のキスには思わず涙。今、私の夫が内なる女性に気づいて変化していくとして、こうまで理解を示せる自信はない。全然ない。子供を度外視してもない←言い過ぎ

夫は単なる同居人でもATMでもなく、私と夫の2人にしか分かり得ない世界=共有した過去が存在する。と信じている。

新しい自分、女性として生きる自由を手に入れるリリーに比べ
ゲルダはアイナーとの世界を失っていく。リリーには、アイナーとして生きた時間さえもだんだん重荷になる。
リリーの喜びがゲルダの過去を蝕む様は見ていて辛い。

ハンスのこと「いい歳で独身で金持ちのいやらしいイケおじ」だと思って見ててごめんなさい。顔がいやらしいだけで良いイケおじだった。