エディがインタビューで言っていた「性の違いという最も高い壁」を彼は見事に演じきった。女性よりも女性。内面も女性だった。リリーとなった彼の姿が美しすぎた。
エルダのこの無償の愛は永遠に語り継がれるだろ…
先入観が先走り、きっと観る人を選ぶ映画なのだろうと思っていたけど、悲しく、美しく、愛おしい人物たちに感動をもらった。
ヴェイナー夫妻はもちろん、脇のウラ、ハンス♡‥見目麗しい面々、衣装や街並み、風景…
画家であるアイナーが妻ゲンダの女のモデルを手伝ったことから、自分の中にある女の存在「リリー」に気づき、色々な葛藤を抱えながら、リリーになっていく実話をもとにした作品。
エディレッドメインのリリー役…
初めて映画で苦しくて涙が出た…
自分らしく生きる為に"間違い"を正そうとする夫
目の前にいるけれど愛していた夫は消えてしまう妻
2人はそれぞれ向ける先のない苦しみを持ち、それでもお互いを必要とする…
言葉で表現することが難しい。
ただ、ゲルダの愛の深さを思うとアイナーでいてほしかった。
ゲルダは何度も何度も「心配してる」って伝えてた。
だからこそ、2回目の手術はもう少しあとにしてほしかった…
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