Kiki

ある天文学者の恋文のKikiのレビュー・感想・評価

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)
3.7
教授と付き合っていた頃の主人公が少しずつ前を向いて成長し、教授が把握している頃の彼女ではなくなりタイミングも噛み合わなくなってきていて…という流れは
恋人との別れは辛いが、良くも悪くも人は変わっていく生き物だということ、残された側の人生はこの先もずっと続き、少しずつ良き思い出として残って行くという事実が切なくも救われる映画。
音楽はモリコーネ。美しい景色の中の物悲しい音楽は人物たちの内面をそのまま音楽で現しているようなので台詞はなくてもダイレクトに心に響いてきました。
何よりジェレミー・アイアンズ✖️天文学者教授という設定は色気あるなあ
天文学者ってやっぱりロマンチストが多いのかな。
細かいツッコミどころは置いておいて、音楽と美しい景色に最高に癒されました。
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