Kazuma

ある天文学者の恋文のKazumaのレビュー・感想・評価

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)
3.3
んーエンリコモリコーネの音楽、主演のオルガキュレンコ、ジェレミーアイアンズも、素晴らしいかったけど、もっと深みが欲しかったかも。

教授と教え子の不倫愛の話だけど、ジェラルドバトラーと、ヒラリースワンクの、「p・s アイラブユー」を哲学的にした作品。

期待度が期待しすぎて、ちょっとほろっとしたけど、そこまで感情移入はできなかったかも、かといって、嫌いではない良作でした。

でも、教授と教え子の愛。

男目線で、見たら家族がいるのに、家族以上に、
教え子に、自分が死んでも、尚手紙や、ビデオレター、携帯のメールに、彼女にメッセージを送り
行動を先読んで、彼女を導くという愛の深さに、
脱帽した。

そこまでできるほどの愛って思ったら凄いなぁと。。教授の秘密は、彼女に自分が亡くなる事、
彼女の秘密は、父親とドライブ中事故で、父親を亡くし、母親から電話がきても、その事で、自己偽悪観念もってるから母親と距離を持ってしまった事。

それらを全て教授が紐といて、謎めいたけど、
じんわりせつなくはかない大人の愛のストーリーでもあり別れのストーリーかなと、哲学的な会話とかは、よく理解出来ない部分もあるけど、
素敵な作品でした。
Kazuma

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