YasujiOshiba

ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たちのYasujiOshibaのレビュー・感想・評価

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この1987年公開の作品が1920年代に遡って語り起こしてくれる物語は、2015年ぼくが2011年の 3/11 を振り返るときの記憶と驚くほどに重なっている。繰り返す歴史は、しかし決して否定的なものだけではないはずだ。そんな、かすかな希望がフィルムに焼き付けられているのだとすれば、それを読み取る責務はぼくたちにある。
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