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ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たちの作品紹介

ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たちのあらすじ

ラジウム・ガールズ――1910~20年代アメリカ、時計の文字盤に夜光塗料を塗るペインターとして働き被爆した若い女性たちがいた。筆先をなめて尖らせるよう指導された彼女たちは、その後、腫瘍や骨障害で苦しみ、多くが亡くなっていった。『ラジウム・シティ ~文字盤と放射線・知らされなかった少女たち~』は内部被曝の存在が広く知られるきっかけとなったラジウム・ガールズの物語、その後の街に生きる人々を描いたドキュメンタリーである。 舞台となるのは、アメリカ中西部、イリノイ州オタワ市。半世紀以上たってもなお、取り壊された工場の欠片が町中に散らばり、ホットスポットを生み出している。キャロル・ランガー監督は、かつてのラジウム・ガールズやその家族、そしてオタワの住民たちによる証言を記録し、一本のフィルムとして完成させた。目に見えない放射能による被害、企業や政府の隠蔽体質、恣意的に引き上げられる安全基準値、地域経済における産業と雇用の抱える困難……浮き彫りにされるさまざまな問題は、現代を生きるわたしたちにとっても決して無縁のことではない。 本作は国内外の映画祭で高い評価を受け、米国のみならず各国のTV局で放映、アカデミー賞候補と目された。また、米国環境保護庁がオタワの除染作業にスーパーファンド法を適用するきっかけにもなった。

ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たちの監督

ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たちの出演者

原題
Radium City
製作年
1987年
製作国
アメリカ
上映時間
105分

『ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たち』に投稿された感想・評価

約100年前のアメリカでの放射能汚染についてのドキュメンタリー。これがかなり酷くてドン引きする内容でした。

自分も文字盤に夜光塗料が塗ってある時計を知る世代だけど、あれは放射性物質のラジウムが使われているものなんだとか。その文字盤を作ってる女工さんたちが内部被爆でどんどん死んでいく。塗料の毒性を知らされておらず、あろうことか筆を舐めて尖らせるよう指導されていた。その結果、数か月もしくは数年という短期間で深刻な障害を発症する。
ひどいのは、会社側は有害性を知ってて、それ故に相当の高給だったそうで。産業のない地域の窮状につけ込んだ訳ですね。

育ち盛りの10代女性への影響は大きく、大量の腫瘍、治らない骨折、果ては子供にも障害が出てしまうなど。インタビューに答える生き残った女性の脚はまるで象のようだった。

いま日本で起きてる低線量被爆とは違うものだから比べてはいけないんだけど、放射線被爆の恐ろしさに震えあがってしまった。
日本には今でもラジウム温泉ってのがそこここにあって客入りもあるようだけど、知らないって怖い事だよなぁと。

放射能汚染に関する映画ってチェルノブイリ以降のものしか知らなかったので、本作の存在は驚きだった。まさに「歴史は繰り返す」だ。
労働安全と保健物理学の歴史において一石を投じたラジウム・ガールズを追ったドキュメンタリー。とても丁寧に作られてるように感じてとても良かった。

俗に言って胸糞悪くておぞましい。インタビューに応える女性の体にある被曝の影響はあまりに生々しくてやるせない。文字通り崩れていく犠牲者達の体など、下手なフィクションのホラー映画よりもとてもショッキングな内容。
地方の産業の格差や、その隙を突かれる人達の存在とかある意味現代にも通じる。

その危険性を知りながらも、労働者らには安全であると通達して放射性物質ラジウムを含む蛍光塗料の塗布作業をさせて女性労働者達に甚大な健康被害を与えた企業。
その企業に訴訟を起こして「ラジウム・ガールズ」と呼ばれた当時の女性労働者達。

勝訴するまで約20年あまり…。そこにあった法的社会的な問題、企業側の隠蔽妨害工作など不条理を強いられても立ち続けた彼女らを尊敬する。
神

神の感想・評価

4.0
UPLINKで鑑賞(ピーター・バラカントークの日)。
塗料をつけた筆先をなめて仕事をこなし、その収入でお洒落をして。その塗料が何なのかなんて知らされることもなく未来を奪われた女子工員たち。辛い。

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