金春色

先生と迷い猫の金春色のレビュー・感想・評価

先生と迷い猫(2015年製作の映画)
2.0
可愛い猫を見る映画。前半は偏屈で変わり者の先生主体にものすごくのんびりと進むので見所は猫のみの退屈感。一般人の生活なんて大したことは起こらないからリアルではあるけど。死んだ奥さんを思い出すからと邪険に扱った猫をいざ姿が見えなくなったら必死に探す先生のめんどくさい人間らしさ。でもあれほど必死になる理由がちょっと分かりにくかったけど、失ってから気づく大切さということなのか。猫と人間の関係性や地域猫の在り方、殺処分や猫殺害事件まで一応色々と考えさせられる。音楽で心情を表したり盛り上げようという意図なのかコミカルな音楽がわざとらしく感じてしまった。
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