大学卒業後、地元の衣料品店でやる気なさげに働く、不眠症のニコール、22歳の夏の物語。モノクロ。
オープニングは、朝、男の部屋で目覚め、自転車で帰宅するニコール。
家はプール付きで、両親は夏の間不在。どうやら裕福な家のようで、彼女が自由に使えるクレジットカードが届く。
ギタリストの兄は旧知のベーシストと新たなドラマーの二人を連れて来てセッション&録音をしている。
ニコールは、いつも一緒の親友ヴェロニクと、だらだらと過ごしてる。
クレジットカードで何でも出来るし、どこへでも行けると思い立ち、旅行会社のウィンドウに貼ってあったアイスランドの間欠泉のポスターを見て、その場で申し込んじゃう二人。
ニコールがベビーシッターをしていたマーティンという10歳の少年がニコールを本気で愛しちゃってるんですが、声変わりでオッサン声（アフレコ）＆話す内容も大人なのが最高。
裁縫が得意なニコールは、気になるドラマーの裾上げをしてあげたり、接近しそうになるが…
ニコールが久々にマーティンのベビーシッターをした夜、マーティンが語る言葉に安心したように珍しく熟睡。
翌朝、マーティンの母がニコールを起こしながら「You're Sleeping Nicole（英題）」と言ってます。
全篇に流れる可笑しみ、ラストに間欠泉ネタで終えるセンス。最高でした。
ジャケ写のシーンが最高なんですが。英語Wikiで見れます。
https://en.wikipedia.org/wiki/You're_Sleeping_Nicole
トレーラー
https://youtu.be/zXVGFLFCV7g
