先日の「プレデター」が久々で面白かったので未見の「２」も観てみました。舞台を密林から都会（ロス）に移しての新鮮味はあるものの(良くも悪くも)B級感が強まったかなあ。
刑事役のダニー・グローヴァーはシュワの後継という重荷を背負って頑張ってたけど、周囲の全てに「ふざけんな！」って反発して後先考えずに突っ込んでいくのが反抗期の子供みたいでした。もうすこし観客が彼に感情移入できるドラマがあっても良かったのでは。
今回のプレデターの捕獲行動には脈絡がなく「オマエハ、ナニガシタイノダ。。」と思うものの、なぜか犯罪者集団や街のならず者を中心に捕獲をしており、（市民の多少の犠牲はあっても）最終的に街の治安の改善に貢献している。最後はタイマンに勝った刑事を殺さず、「お前はようやった」と勇者への敬意を込め去っていく。結構いい奴らじゃん。
要は、「つまらなくはないけど観なくてもいい」＝午後のロードショーで見るには最適な映画でした。
