もりりた

プレデター2のもりりたのレビュー・感想・評価

プレデター2(1990年製作の映画)
3.5
ロサンゼルスで麻薬組織と抗争する刑事のマイク。1人をビル屋上に追い込むが相手は空中に銃を乱射し不自然な最期を遂げる。加えてビルの中には惨殺体や吊し上げられた死体がありその人間離れした犯行をマイクは訝しむ。

ブードゥー団との闘いからお馴染みのステルスやレーザー、更に網ピストルにどデカい槍まで惜しげなく披露!自分も切れちゃう円盤カッターなどプレデターの武器に進化を感じたな!人間も負けじと泥に頼らず赤外線シールドスーツを着用する科学的アプローチに続編っぽさが!ただ前作同様マイクのみの孤独な闘いで、内輪揉めはやめていい加減チーム人間団結しなきゃ!プレデターファミリーの方が統制取れてそう!

大都会にプレデター登場でどんなハチャメチャが起きるか期待はあったけど、刑事vsプレデターという小規模に収まっちゃった感じ。相手に戦意が無いとスイッチが入らないルールと言えちょっと拍子抜けだったかな。マイクの猪突猛進っぷりは心配だったけどより気になったのは延々続く警察の管轄争い。やってる場合か!と突っ込みたくなる有様で、プレデターの脅威にマイクの意地という見所を発散した印象でした。

プレデターの背景と明かされたけど力の差は歴然なのに18世紀から地球を訪問する理由や、実力を認めたマイクには贈り物という素性はイマイチ分からないまま。今の所地球好きの超体育会系一族!
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