たた

プレデター2のたたのレビュー・感想・評価

プレデター2(1990年製作の映画)
4.0
前作はジョン・マクティアナン監督で…、
プレデターの今回の相手は、ロス市警のはぐれ刑事暴走系…
ということは?
そう言えばあの刑事も、この頃ロス市警にいたような…?

【以下は僕の妄想です】
ジョン・マクティアナンと言えばダイハード1とプレデター1の監督さん。
プレデター2の企画は当初、「プレデターVSジョン・マクレーン」として立ち上がりました。
猛暑のロサンゼルスに狩りにやって来たプレデターと、彼が起こす事件の捜査に休暇中にも関わらず巻き込まれる、不運なマクレーン。(休暇中なので当然?ランニングシャツに裸足)
仲間はやられ、相手の不条理な身体能力と武器に翻弄され、「ひいい!何なんだよアイツはよおぉ!」「何だって俺がこんな目に…休暇中だってのによ、まったくツイないぜコンチクショオー!」だのなんだのぼやきながらも、知恵と勇気と悪運の強さで立ち向かうマクレーンなのでした。
なぜこの企画が実現しなかったかと言うと、プレデターと言えば真夏の狩人、当時のマクレーンはクリスマスにしか活躍出来ない男なので、彼らが出会う脚本が書けなかったのです。
【妄想終わり】

↑に書いたことは、思いつきのプロットぐらいは絶対あったに違いない! と思いたい。

その名残ではなかろうか、ハリガン警部のキャラは、マクレーンに被るところがあります。独断で暴走しがちなところ、尻込みしたりぼやいたりしながらも危険を冒す勇気。

アパートの壁にぶら下がってギリギリのところで爆破の危機を切り抜ける場面とか、大勢のプレデターに囲まれて、ボロボロなのに「次はどいつだ?」なんて強がって見せるところ、マクレーンに置き換えて想像してみると楽しくなります。

もし実現してたら!とワクワクする一方、実際には実現してないので残念…

と、ここまで書きましたが、プレデターファンとして十分楽しめる映画でありました。
たた

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