歌麿 夢と知りせばの作品情報・感想・評価

この作品DVDがプレミア付きすぎてて現在2万円近くするようなので二の足踏んでいたのですが、運よく所有していた知人に見せてもらえことができました。

岸田森の演技は良かったのですが、哥麿と盗賊夢の浮橋…

寛政の改革へと至る流れと、実相寺の絵作りと、緑魔子が見どころです。田沼くらい賄賂政治やっててもむかつくんでしょうが、自由への規制がいちばんむかつくんでしょうね。セリフが決まりすぎてるのがやや気になり…

「夢が盗まれた!!」っていい台詞。監督直筆の「夢」は、後の『ウルトラマンティガ』の時と同じ書体。

女の絵が描けない歌麿の狂気。ミニチュアへのフェティシズム、窃視やSMなどの性的倒錯。実相寺昭雄の趣…

実相寺昭雄監督のベスト作に挙げる人も多い。岸田森の生涯唯一のトップクレジット作品。浮世絵師・歌麿（岸田森）が女を画けないことに悩み、覗きやエロスな体験を重ねていくという、東映異常性愛路線「徳川いれず…

上手くないと言われた美人画を極めるべく歌麿は手段を選ばず描き続ける。
ATG映画のようなエロティック・実験的な映像に美しいセットが素晴らしい。
D坂でも思ったけどこの監督覗き見の構図多い？
劇中通し…

美人画の創作に腐心する浮世絵師（岸田森）が、混沌極まる江戸文化に官能性を求めていく。喜多川歌麿の伝記を大胆に脚色している、エロティック時代劇。

プログラム・ピクチャーで採用されているモチーフを、2…

歌麿の絵が美しい、実相寺昭雄の映像がもっと美しい。まぁ、記入するのはつまらない。どうせ素敵な作品ばかりで。
とにかくATG時代の作品より軽い。良い意味でも悪い意味でも。本当に楽しんだけどこれだけ知る…