片腕マシンボーイ

水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞(1956年製作の映画)
3.1
のんびり黄門様一行に対して、死んでから猫化するまでのスピード感!畳み掛けるようなニャン式呪術の数々!もはや黄門様必要あったんか?なる単なる化け猫映画でござった

お殿様をぶっ殺してお家を乗っ取ってやんよ!ってやりたい放題な家老や側室、殿のご息女の綾姫様も気狂いや!つって幽閉してしまったぞ、そこへ駆けつけた黄門様御一行……も役立たず、黄門様がのんびりしている間に綾姫様の味方して殺された娘っころ、この怨みはらさずおくべきか!つって娘っころとニャンがフュージョンし正義の味方と化すぞ!って話

タイトルだけみると、水戸黄門シリーズに踊るニャンコロがゲスト出演するホッコリ回のようやが、むしろメインは怨みにより生まれた猫娘が暴れ回る化け猫怪談で、諸国漫遊中の黄門様御一行がうっかり迷い込んだ感じ
最大の見どころは印籠で悪党を威嚇する黄門様御一行ではなく、領域展開猫舞踊で悪党を翻弄する猫娘ちゃん
とはいえ、そちらも数々の化け猫映画で散々描かれてきたのんの焼き直しでしかないからば、できたら黄門様も猫化するとかしてほしかったにゃ〜

ゴリラ🦍のが良かった!