フランス映画特有の詩的さを持ち合わせながらドラマティックかつ重厚感のある作品
(深刻なシーンで決まって流れる同じ音楽のせいもあるかも)
ポールとカミーユはお互いの確信には触れず、ずっとかゆいところ…
シネマスコープいっぱいに広がる海と森。気狂いピエロや勝手にしやがれとはまた違うゴダールのセンスが光っていた。
ストーリーは暗めで夫婦関係が破綻していく様子が描かれているのだが、カポナ島のロケーション…
ゴダールの他の作品と比べて明らかに男らしさがない男、その分物語がのっぺりとして面白くない。でもこの映画はそういうことじゃないと思った。最初にこの映画の立ち位置を示すようなカットがあることで視線を意識…
>>続きを読む 去年の11/12に僕は意中の女の子に告白し、付き合い、同じ年の11/19に別れた。もし、去年の11/11にこの映画を観ていたら、もしかすると、別れずに済んだかもと、感じた。
と、言っても、この映…
今作を鑑賞する前、ゴダール作品の中で最も商業的な作品というふれこみの言葉の意味がよくわからなかったが鑑賞して良くわかった。人の撮り方なんかゴダールの映画とは思えないくらいオーセンティック。普段のゴ…
>>続きを読む面白いです。ゴダールの他作品に比べたらかなり分かり易いお話だったように思います。
ゴダールとアンナ・カリーナは65年に離婚していますが、本人たちもこんな感じだったのでしょうか。
フリッツ・ラングが本…