アンソニー

軽蔑のアンソニーのネタバレレビュー・内容・結末

軽蔑(1963年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

男女の愛してるか愛してないかの
会話だけでこんなに時間使えるのは
この人ぐらいでは?
でも、観てられるのがすごいよな。

明確な原因や理由を求める男と
瞬間の感情が全ての女。
かまって欲しくて
仕事を辞めたり受けたりして
肝心なところでの決断は彼女に任せる。
男じゃ無いですね。
一方、夫との関係が悪くなったら
嫌いなタイプの男にもキスして
一緒にローマに行っちゃう女。
どっちもどっちすね。
でも、気持ち分かるよ。
こういう人間臭いのを描くの上手い。

最後に女の人死んじゃうの
なんか違うな〜。
あのままフラ〜っとどこかの街で
生活してましたぐらいの方が
個人的には好き。
でも、神話なんかとリンクしてる
っぽいのでそこからの引用なら
仕方がないかなとも思います。

関係無いけどラングさん。
「M」大好きです。