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軽蔑のyukaのレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
3.9
ゴダちゃん亡くなってもう1年経ったのか。2100本目はゴダちゃんに。

ラングじぃさんだけ見てて安心できる。

これに対する男の人の解説ほしいなぁと思いながら観てた。

アイメイク的に絶対金髪より黒髪のが合ってるじゃん!!!

黄色、青、赤。カラーがとても美しい。海だけが静か。



完全にネタバレを含みながらカミーユの軽蔑への至りポイント(自分ならそう感じる)を挙げていくと



まずなぜ車で2人でお前はタクシーで来いと言われてそのままそれでいいですねぇとなる??なぜ嬉しそうに初対面の男と2人きりにさせたがってるような素振りなの?

そのもやもやにプラスで理由があったにせよ30分も来ない。タクシーが見つかりにくかったとしても10分くらいで着くだろうと思うからなぜか2人きりの時間が長くて不安

なのに着いたと思ったらなんかヘラヘラしてる。やっぱり最初から夫婦でタクシーに乗りたかったとモヤモヤ

手を洗いにいくと言って秘書的な女性を口説いていると思われる振る舞い。問うと元気づけてただけだよ〜ヘラヘラ〜トイレ上

食事に誘われて夫次第ですと答えるとお前はどうしたい?と。いやもうお前は私を守ろうとかそういうあれはないんかい。目つきでさっせや。そもそも雇い主であり、夫が雇われている立場である以上妻が安易な拒否を示すと仕事に支障がでそうで私からはあまりはっきりと言えんのじゃ。お前がバシッとしてくれや。

家でごねる。萎える。
本当はここでちゃんとお互い落ち着いて時間かけて話し合えたらまだ変われた気がする。
妻とマンションのために働くんじゃん!という夫。マンションはまぁ悪くないけどそんなことより他の女にフラフラしたり自分を軽く扱うようなら昔のお金がまだない頃の方が幸せだった妻。妻のため妻のためと言いながらきちんと話はしない。これは妻も思考がまとまってないのかちゃんと言えないのも悪いけど。

結局島に行く。

今から女たちが全裸になるのか〜いいね〜という発言の後に妻が先にボートで別荘に戻るのはどうかと聞かれる。それでいいんじゃない?と笑顔で答える。もはや悲しいとか通り越して愛ってなんなの?ってなるな。

妻はもういいやとキス。
目撃。問い詰めるもあなたのナヨナヨしさがダメなのよ。正解すぎる…。

永遠の?別れ。


とまぁ。自分のボスに妻を簡単に差し出してるみたいな扱われ方に女からしたら見えるんだけど。まぁわかるなとなる。軽蔑というか。呆れ。お前の大切は何なんだ。
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