猫の輪郭

軽蔑の猫の輪郭のレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
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思ったより分かりやすくてよかった。

とにかく主人公の男がずっと煮え切らない態度でマジで腹が立つ❗️
(女が復讐心で浮気するとか言うのちょっと理解できた)

特に家の中でずっと言い争いしてるシーン、それが見せたいところなの分かるけど、馴染みのないフランス映画特有の回りくどい言い回しと、主人公の責任感の無さと、二人の会話のすれ違い、3つが奇跡的に組み合わさって化学反応起こして超ド急のストレス❗️

同じBGMが繰り返されるの園子温っぽい。ただ曲が個人的に肌に合わなくてそれも後半からストレス❗️

描いてるテーマがそういうすれ違いの心理だから、映画自体の質は高いと思うけど見ててとにかくイライラした❗️

話自体は少ない要素でシンプルだから結構見やすいし、映像もすごく綺麗。窓際でのキスを屋上から見ちゃう所とかスゴってなるところがたくさんあった。

特にラストはかなり好み!

面白ポイント「叩く場所によって音が違う」
猫の輪郭

猫の輪郭