ヒラリー

天の高みへのヒラリーのレビュー・感想・評価

天の高みへ(1976年製作の映画)
3.6
法王への謁見の為、エレベーターに乗った一行
上り続けるも一向に辿り着かぬ目的地と開かぬドア
白い小さな箱、外の景色は見えず、今どれ位の高さにいるのかも分からない。
トイレもなければ飲食物だってない、持っているのは献上品のみ。
エレベーター内が指し示す数字の階数があるわけがないし、高さを示すものでもない。
そんなアホな~~~~って感じのワンシチュエーション地獄。
おしっこは漏れる、神父は少女に手を出す、人は死ぬ、カニバ…
生きる為にはなりふり構ってられないし、極限状態では信仰もクソもない。
冒頭の字幕、皮肉過ぎて草。

神様なんていない。
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