マチュカ 僕らと革命の作品情報・感想・評価

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1970年代のチリ、サンディエゴ。寛容の精神を体現して貫く神父の学校で育ち、貧富の差を越えて右も左も関係なく無垢な友情をはぐくむ少年少女たち。しかし、軍事クーデターが勃発し、右派政権のもとで赤狩りが…

そんなに昔ではないのに知らないまま生きている。どうしても埋められない溝。革命という名の排除。近い将来、他人事ではなくなっているかもしれない。そしてそんなに時は経ってないのに、そんなに遠い場所ではない…

1973年、軍事クーデターが起こるまでのチリ。主人公ゴンザロはサンティアゴの私立のキリスト教学校に通っているが、格差を無くしたい牧師の方針で最近入学した地元のスラム街の子たちの一人ペドロと友達になる…

• #金持ちと貧乏な子供、住む世界が違うはずの二人が神父の方針でクラスメイトになり彼らは親友になるが…チリの歴史を全く知らないけど内戦やデモ等が起こり不穏な時代に生きた格差のある少年たちの交流は楽しそう。ボットン便所以下の汚物丸見えのトイレを使う時に息を止める気持ちが分かる…
• #大人びた女友達がかなりビッチ！上級国民の右翼と貧困層の左翼が向き合ってデモを行うシーンはカオス。母親と女友達が罵倒しあうのを見て真顔になる主人公w政情が不安定な国の末端の子供は早く大人にならざるを得ない。「さよなら子供たち」や「縞模様のパジャマの少年」に近い作品。

• #撮影M.I.Littin-Menz
• #音楽MiguelMiranda
• #音楽JoséMiguelTobar
• #編集FernandoPardo
• #衣装MayaMora