ゴーストバスターズを女性バージョンにアップデート? リブート? オマージュ?
過去作は掃除機のような道具でゴーストを吸い込むという見た目と音楽の軽快さが楽しいコメディ作品。
リブートにあたって、イースターエッグのように過去作の様子が散りばめられており、アクセントとして前作キャストの爺さん達が活躍しているのは好きなポイント。
ただ現代的アップデートなのか女性だけで、再編成されたチームはそこまで効果的には感じなかった。これは吹き替え版で鑑賞したせいかもしれない。主人公チーム四人のうち二人が女性芸人で、もう二人が大御所の声優。女性芸人にしては上手いんだが、メイン起用は厳しかった印象。また翻訳が難しいギャグが多かったのだろう。かなり苦戦していたのがわかった。
それとミラーリングなんだろうが、アシスタントのカッコいい「だけ」の男性というお飾りとして異性を配置するというのはギャグに昇華しきれていないのも微妙なところ。
コメディ作品として下品なゲロネタは好きじゃないが、ヘンテコなガジェットに身を包んで戦う姿はやっぱり良い。全体的なアホっぽさ含めて、ゴーストと戦っているところは結構好き!
ラスボスの馬鹿げている感じ含めて、ジェンダー要素を忘れて、気楽に楽しむ作品!