このレビューはネタバレを含みます
上映前から映画の中身よりも性差別者、人種差別者の大暴れで話題になってしまったことが本当に残念。だって2016年なのに！
基本的に大満足だったから野暮は言いたくないけど…
終盤エリンが現れるとこは一体どうやって！？どこかカットした！？って思ったし、アメリカ映画でありがちなずさんな核の扱い…と若干白目になってしまった部分は確かにあった。
それ以外は、オリジナルやその他の映画へのリスペクトも完璧だし、各キャラクターの面白さとバディ感も最高だし、ギャグのくどさも私好みだし、意外なことにアクションシーンも本当にかっこ良くて、もちろん音楽も熱くて、まさに夏休みの娯楽大作って感じだった！
特に終盤のあのテーマ曲をバックにしたホルツマンのアクションシーンはかっこよすぎて震えた。
クリスヘムズワースはもともと好感度高そうだけど、容赦なく自らのキュートさをふりまいていて私も更に好きになっちゃったし、みんなも同じ気持ちになってしまったのでは？アホな子犬にベッドの上でオシッコされても怒れない感じがよく出てたと思う。
エンドクレジットでは開き直ったクリスヘムズワースの大サービスがみれて、これだけのDVDでも欲しいくらい。
オリジナルよりも負け犬たちの大逆転という側面が際立っていて、そこも燃えたし、2016年のリブートにふさわしい映画になってると思う。
