8さん

ゴーストバスターズの8さんのレビュー・感想・評価

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)
4.2

プロフェショナルなオタク理系女子達が、ゴースト相手に奮闘する姿を描いたコメディ作品。

アメリカ、ニューヨーク。コロンビア大学の素粒子物理学博士エリン・ギルバートは、大学の終身在職権の審査直前で心霊本を出版していた過去がバレ、クビになってしまう。

途方に暮れたエリンは、ひたすら超常現象研究に没頭してきた幼馴染のアビー・イェーツと、彼女の研究パートナーであるジリアン・ホルツマンと共に、幽霊退治を行う会社を起業するのだが…


『誰に電話するの?』


懐かしさはそのままに、全てをリニューアルした新生ゴーストバスターズの出発です。

公開前から批判され続けてたリブート作品ですが、どこに駄目な点があるのか疑問を抱く程、素晴らしい仕上がりでしたね。きつい、臭い、汚い、危険、怖い、5Kとも言われんばかりのこの職業を、個性豊かな女性が演じるなんて期待しかありませんよ。

お互いをいじりながらもインパクトの強さを放つ個々の魅力は、作品に登場するゴースト以上に馬鹿で微笑ましく、のんびり観賞出来るポップコーンムービーです。

置き物以上に面倒臭くて面白く、どこか憎めない笑顔の事務員さん、続編があるならば是非そのままでの出演を希望します。

過去の2作品をリスペクトしながらも、時代を活かし前進してきた、愛すべき痛快おばけ退治作品でした。
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