Hario

ゴーストバスターズのHarioのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

【2016年劇場鑑賞作品66作目】
楽しかった!笑った!
予告編がイマイチ面白くなかったし、ロッテンの評価も悪いと聞いてたので期待値下げてたけど、予告に使われてないツボなギャグが多くて久しぶりに映画館で笑った!

そして泣きもした。。。もうこれはノスタルジー以外の何物でもない。84年のオリジナルが世界的に愛されている作品なのは承知だけど、私にとっても子供の頃に夢中にさせてくれた特別な映画だったから。

オープニングは特に大好きでワクワクで泣けた。主人公のキャラクター設定ときっかけが素晴らしい!随所でオリジナルになぞった脚本にしてることがリスペクトを感じた。今回も元祖も科学者なのに、人と違うことをしてるから大学から追い出されたり、つまはじきにされる。でも信念を持って行動して、勝利を手にする話は、子供にとっても大人にとっても魅了されるのだ。

自分が女性だからか、観終わった後に今回主人公たちが女性で良かった!って思えた。キャラクターたちをすごく好きなれた。メリッサ・マッカーシーは今回は少し控え目にも見えたけど相変わらず愛らしかったし、レスリー・ジョーンズの80年代のファッションやノリは子供の頃から持ってるカッコいい黒人女性のイメージで安心した。(差別的だと取られなきゃいいけど…) そして、なんと言っても今回はホルツマン役のケイト・マッキノンにはノックアウト!惚れてしまった!SNLで何度も観てたけど、ホルツマンは本当にカッコイイ!ケイトがレズビアンと知って益々ドキドキ。唯一、主人公のクリスティン・ウィグが私的には普通過ぎたけど、エリンという本来の自分をさらけ出す事を恐れていた女性が変わっていく構造、科学者なのに顔が良いだけのバカ男に弱い所とか良い設定だと思った。。オリジナルの俳優たちのカメオ出演のサービスもGood。最後にハロルド・スミスさんの名前も!(また泣けた)

ちょいちょい映画ネタがあったのも私は好きだった。『ジョーズ』の市長だとか、『ゴースト ニューヨークの幻』のパトリック・スウェイジのネタなど。

2回目鑑賞は、IMAX3D日本語吹替版を観たかったけど終わってしまっていた。かろうじて3D字幕版で、噂通りスクリーンから飛び出していたけど、初見の面白いさは超えられなかった。
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